ワードプレスのテーマを開発する時、本番のFTPにアップして試してもいいのですが、なかなかそういうわけにもいきません。
いろいろ試したいこともあるし、サーバーにアップして試すのは…。
まだ勉強中でそもそもサーバーを契約していない…。
そんな時はローカルサーバーの開発環境にワードプレスをインストールすることで解決できます。
なおMAMPのインストールなど、ローカルサーバーでのPHP開発環境の準備については、別記事で紹介していますので、そちらを先にご一読ください。
まずはデータベースを作成する
まずは通常のワードプレス設置方法と同じく、データベースを作成する必要があります。
データベースの名前は後で使うので覚えておきましょう。
なおローカルサーバーでのデータベース作成方法も、別記事にて紹介しています。
ワードプレスをダウンロードする
次はワードプレスのファイルをワードプレス公式サイトからダウンロードします。
ワードプレス公式サイトは日本語なので心配ありません。
「ダウンロード」という文字を探し出し、ダウンロードしましょう。

ファイルをローカルサーバーのディレクトリに入れる
ワードプレスのファイル群を入れるためのディレクトリ(フォルダ)を、ローカルサーバーのディレクトリ内に作成します。
ローカルサーバーのディレクトリがわからない方は、MAMPの画面から確認することができます。

この「htdocs」内に、空のディレクトリ(フォルダ)を作ります。
ディレクトリ名はなんでもOK
特に何も思い浮かばなければ「wp」にでもしておきましょう。
ダウンロードしたワードプレスのzipファイルを解凍し、中身のファイル群を全て作成したディレクトリにぶちまけましょう。

作成したディレクトリをブラウザで開く
MAMPを起動させ、作成したディレクトリをブラウザで開くことで、ワードプレスの導入画面にアクセスすることができます。
MAMPで特に何も設定していなければ、下記のURLでアクセスすることができます。
http://localhost:8888/新しく作ったディレクトリ名/
先ほど「wp」という名前でディレクトリを作成していた場合は以下のURLになります。
http://localhost:8888/wp/
さあ、始めましょう!
さあ、始めましょう!

ワードプレスとデータベースを紐付けする
ここであらかじめ作っておいたデータベースと、ワードプレスを紐付けします。

データベース名:作っておいたデータベース名
ユーザー名:root
パスワード:root
データベースのホスト名:localhost
テーブル接頭辞:何でもいいが触る必要もないのでそのままでOK
全て入力完了し終えたら「送信」をクリックします。
ワードプレスをインストール
全て正しく入力されていれば下記の画面に進むので「インストール実行」をクリックします。

ワードプレスの諸情報を入力していく
今回作るワードプレスサイトの編集画面にアクセスするためのアカウントを作成します。
ユーザー名とパスワードを忘れない自信があれば、存在しない適当なメールアドレスでも問題ありません。
メールアドレスはパスワードを再発行する際に使います。

全ての入力を終えたら「WordPressをインストール」をクリックします。
「検索エンジンでの表示」について
これは検索エンジンからの検索で、このサイトを表示させるかどうかを決めるものです。
開発途中で「検索した時に出てきて欲しくない!」っていう時にチェックを入れたりします。
ただ今回はローカルサーバーでの開発のため、そもそもどれだけがんばっても検索では出てきません。
そのため気にしなくてOKです。
成功しました!
これでワードプレスの準備が全て整ったので「ログイン」をクリックしていざログイン画面へ!

先ほど決めたユーザー名とパスワードを入力し「ログイン」をクリック

これでワードプレスの設置が完成しました!
これだけは覚えておこう!
ワードプレス管理画面のURL
ワードプレスの管理画面のURLは、
サイトのURL/wp-admin/
となります。
今回の場合だと、
http://localhost:8888/ディレクトリ名/wp-admin/
がそれにあたります。
ログイン状態だとそのまま管理画面に入ることができ、ログアウト状態だとログイン画面に飛ばされます。