この変数何が入ってんだ?
ここがエラーになってるんだけど中身どうなってるんだろ…。
こんな時に登場するのがvar_dump。
簡単に言うとvar_dumpとは、気になる対象の情報を確認するためのものです。
JavaScriptで言う、console.logのような役割です。
PHPを操作していく上で、この先ずっとお世話になる子です。
ぜひ早いうちに、使い方を覚えておきましょう!
var_dumpの使い方
var_dump(何かしら);
と記述することで、「何かしら」の情報を事細かに教えてくれるというものです。
百聞は一見にしかず!
コピペして見てみましょう。
<?php
$arr = [1, 2, 3];
var_dump('こんにちは!');
echo '<br>';
var_dump(12);
echo '<br>';
var_dump(true);
echo '<br>';
var_dump($arr);
?>
すると、このような結果が得られます。
string(18) “こんにちは!”
int(12)
bool(true)
array(3) { [0]=> int(1) [1]=> int(2) [2]=> int(3) }
stringやint、bool、arrayなど、冒頭の英字はデータ型です。
データ型とは、対象がどのようなデータなのかというものです。
モンスターカードか魔法カードかトラップカードかみたいなものです。
確認したら消す
var_dumpは、対象の情報をブラウザに出力します。
そのため、確認できたらその役目は終わりです。
var_dumpで確認したら、その行を消すか、コメントアウトしておきましょう。
var_dumpの使い道は?
PHP初心者は、エラーが出た際にお世話になることが多いかと思います。
エラーの発生箇所を見つけたら、そのエラーの対象をvar_dumpで確認することで、エラーの原因を究明することができます。
またPHPを始めたての頃はさほど複雑な記述はしないかと思いますが、慣れてくるとその記述はどんどん複雑なものになっていきます。
そうなってくると、変数の中身がうまく取得されているか、中身がどうなっているか、どのようなデータ型になっているかを確認する際に利用します。