PHPの勉強を始めたてのころ、エラーが出ているにも関わらず、エラーメッセージが出てこないことに絶望していました。
JavaScriptではconsoleでエラーの原因教えてくれたのに…。
何のエラーメッセージもなく、自力で原因を見つけるのって本当に辛いですよね。
しかしご安心を!
PHPの設定を変えることで、エラーメッセージが表示されるようになります!
ただしMAMPなど、ローカルサーバーでのみ設定することをオススメします。
通常サーバーでこの設定をやってしまうと、エラーメッセージにより大事な情報が丸見えになってしまうなんてこともあります。
PHPでエラーメッセージを表示する方法
php.iniの所在を探す
php.iniとは、今使っているPHPの環境を制御するファイルです。
最初から勝手に存在して、陰ながら僕たちを支えてくれています。
そこの設定を少し書き換えると、エラーメッセージが表示されるようになります。
まずはそのphp.iniのありかを探す旅に出ましょう!
① MAMPを起動し「WebStart」ボタンからMAMPのサイトへ行く

② ナビゲーションの「Tools」から「phpinfo」をクリック

このphpinfoを開くことで、あなたが利用しているPHPのあらゆる情報を見ることができます。
③ 「Ctrl + F」同時押しで「Loaded Configuration File」を検索

これで現在使われているphp.iniの所在地がわかりました。
それではいざ、設定に参りましょう!
php.iniをエディターで編集する
① 使用しているエディターでphp.iniを開く
② 「Ctrl + F」同時押しで「display_errors =」を検索
③ 「Off」を「On」に書き換えて保存

④ MAMPを再起動する
これでエラーメッセージが表示されるようになります。
試しに何かエラーを出してみましょう。
<?php エラーメッセージ出てこい! ?>
すると…

出てきました!
しっかりとどのファイルの何行目でエラーが発生しているかも表示してくれています!