JavaScriptで取り扱う値(データ)には、さまざまな種類があります。
例えば「1」はただの数字の1ですが、JavaScriptにおいては「数字の1」と「文字としての1」が存在します。
基本として絶対に知っておかなければいけないことなのですが、まあふんわり覚える程度で大丈夫です。
データ型確認方法
まずはデータの確認方法を知っておきましょう。
typeof(確認するデータ)
これでデータを確認することができます。
サンプルコード
<script>
let variable = 'str';
console.log(typeof(variable));
variable = 12;
console.log(typeof(variable));
variable = false;
console.log(typeof(variable));
</script>
データ型一覧
- Number:数値
- String:文字
- Boolean:真偽
- Undefined:未定義
- Null:空っぽ
- Symbol:プリミティブ型というものだが、ほぼ登場しない
NumberとString
String(文字)は”(クォーテーション)で囲むというお約束があります。
つまり、1を’1’とすると、文字の1になります。
文字としての1は、数値として扱われません。
計算式に入れても、適切に計算してくれません。
Boolean
値が「真」もしくは「偽」になるデータをBoolean型と言います。
最もわかりやすいものでいうと、不等号の式(a > b)が挙げられます。
if文の条件式の中に必ず潜んでいます。
if文についてはこちら
Undefined
Undefinedは定義されていないものです。
間違って定義されていない変数を使ってしまうと、consoleで「その変数は定義されていませんよ!」と怒られるのですが、その時に登場したりします。
サンプルコード
<script>
console.log(未定義の変数)
</script>
Null
未定義と少し近いものの、定義はされているが中身が空っぽのものを指します。
最初のうちはさほど登場しないので、その存在を軽く知っておくくらいで問題ありません。